浮世絵師・葛飾北斎(永瀬正敏)の娘であるお栄(長澤まさみ)は、ある絵師に嫁ぐが、かっこばかりの夫の絵を見下したことで離縁される。北斎のもとに戻ったお栄は、父娘として、そして師弟として、北斎と生涯をともにすることになる。2人が暮らす貧乏長屋は…
「事件後、信仰心より強くなった」というニュースを聞いて脱力したのは、私だけではないでしょう? 我が子をあそこまで追い詰めたのに!? これを聞いて一番絶望したのは、殺人を犯してしまったY被告かもしれません。 吉祥寺アップリンクで映画を観た後、井…
日比谷ミッドタウンの広場に黒幕が張り巡らされ、大勢の人で溢れていました。 何事?と思ったら、東京国際映画祭が開幕、昨日はその初日ということで、レッドカーペットが敷かれ、スターたちの顔見世が行われたのでした。 私はたまたま立ち寄ったのですが、…
相変わらず、連日クマ被害のニュースに驚いています。 今度は宮城県大崎市の民家の庭の柴犬がクマに連れ去られ、首輪だけ残っていたって。 犬の首輪って、ちょっとやそっとじゃ外れないようにできているのです。 それだけ残っていたってどういうこと!? 想…
「Eggs'n Things(エッグンシングス)」は、パンケーキが有名なハワイ生まれのカジュアルレストランです。 2010年原宿に一号店ができた時には連日長蛇の列でしたが、その後できた銀座店はそこまで並んでいなかったので何度か行きました。 そして2年ほど前に…
かつては世を騒がせた革命家だったが、いまは平凡で冴えない日々を過ごすボブ(レオナルド・ディカプリオ)。そんな彼の大切なひとり娘ウィラが、とある理由から命を狙われることとなってしまう。娘を守るため、次から次へと現れる刺客たちとの戦いに身を投じ…
コロナ禍を背景にした時代の、罪や犯罪心理をテーマとした6編の短編集。 人々のどろどろとした部分、見たくない部分を掬い上げて、遠心分離器にかけてくっきりとさせたような印象。 そのうちの一編、「燐光」を御紹介します。 「あたし」は女子高生だったが…
ブロ友さんが、「自分の人生を変えた一言」についてお書きになっていました。 私と同世代の彼女がまだ若い頃、御主人に浮気され、一方的に離婚を迫られたのだそうです。 しかし、小さな子どもたちから父親を奪ってはいけない、自分一人我慢すれば…と、円形脱…
33歳のひまりは、得意の語学を活かして商社でバリバリ働いていたが、ある日交通事故に遭い、脊髄損傷、首から下が動かなくなってしまう。 必死にリハビリに励むが復職の夢は潰え、24時間要介護の身とあっては新しい仕事にもつけず、一念発起して弁護士を目指…
10月13日、関西万博が終了し、半年間の会期に幕を閉じました。 184日間の来場者は2500万人、運営収支は280億円の黒字であったとか。 この夏はあまりにも暑く、あの炎天下に長時間並ぶ気になれず、秋になって涼しくなったらと思っていたらいつまでも暑く、そ…
この本によると、最初の犬の伊勢参りが見られたのは、明和8年(1771年)4月16日であったのだそうです。 その様子は、外宮神官・渡会重全著「明和続後神異記」に記されていると。 犬の飼い主は山城国久世郡、高田善兵衛という者であり、犬はその家の名札を付…
読売新聞朝刊に月一で掲載されている「あれから」は、過去に日本中が注目したニュースの「あの人」の「その後」をたどったものです。 今日の記事は、2007年に牛肉の産地偽装などの不祥事を起こし、その後の記者会見で母親が長男に答えをささやいた、大阪の高…
こちらは海津市の津谷川堤防の彼岸花。 岐阜最大の彼岸花の群生地という事で、寄ってみました。 岐阜と言ってもかなりの外れ、何処までも田畑が広がる先の滋賀との県堺いにあり、私は初めてでした。 こんな田舎でも有名にしてしまう、ネットの力って凄いです…
「一生に一度はお伊勢さん」と言われるほど、江戸時代の人々にとって伊勢参りは憧れであったのですって。病気や事情でどうしても自分で行けない人は、犬にその代わりをさせたのだそうです。飼い主の住所氏名を書いたメモや食費を入れた巾着を首にぶら下げた…
外国人の東京案内などもあって、明治神宮には何十回行っているか分からない位なのですが、伊勢神宮はとても久しぶりでした。子どもの頃、そして若い頃に行ったきりで記憶もおぼろ。 皇室の祖先神「天照大御神」をおまつりする伊勢神宮。その大御神の神殿への…
今年の古流協会展は10月に開催と聞いた時には、それなら着物が着られる、と喜んだものです。なのに今日も30℃近く。でもさすがに10月に絽の薄物でもないだろうと、私は単衣の縮緬、友人達は単衣の紬を。それでも暑かった… 大塚家元の作品の前で。この巨大な蔓…
FaceBookにいきなり「Hachi2」の広告が現れました。ええ!?ハチは死んでしまったのに?どうやって続編を作るというの?Richard Gereに加えて、Amanda Seyfried、Ken Watanabeの名前も入っている。 と思ったら、「プリティウーマン」「ホリディ」の続編の広…
~世界中を飛び回るスター指揮者ティボ。ある日、白血病と診断されたティポはドナーを探す中で、自分が養子であること、そして生き別れた弟・ジミーがいることを知る。ジミーは、かつて炭鉱で栄えた寂れた町の食堂で働きながら、仲間と結成した吹奏楽団を唯…
gooblog終了というニュースがこの春に発表された時には、驚きました。私は17年間こちらに書いていて、まさに寝耳に水でした。FaceBookやXやInstagramに押されてブログ全体の勢いがいっときよりなくなったことは実感していましたが、まさかなくなるとは思いま…
この「仕事裏ネタばらしシリーズ」は何冊も読んできましたが、この電通ネタには笑ってしまいました。著者は私と同世代であり、バブル真っ只中の電通最盛期に活躍した営業マンであるらしい。 ”空港にはハイヤーが出迎え、地元の高級料亭に直行。食事を済ます…
青山のギャラリーを出て、その向いにある「クリスクロス」でランチ。「ザクロのアイスクリームのせパンケーキ」と「クラブハウス・サンドイッチ」をシェア。このパンケーキ、甘酸っぱいザクロアイスの他にも、巨峰やラズベリーやザクロの粒々が撒き散らして…
3日間、整骨院に行く以外は家に籠っていた私の腰は大分よくなり、ジムで踊ることはできないまでも随分動けるように。昨年11月に94歳で永眠された穂積和夫氏の作品回顧展が今日までだったので、恐る恐る行ってきました。かつてメンズファッションや自動車のイ…
そして、上高地帝国ホテルでのランチ。こちら、1933(昭和8)年に開業した日本初の本格的な山岳リゾートホテルなのだそうです。 海の幸の前菜、ポテトとリークのポタージュスープ、ローストビーフ、マンゴーのババロア。写真にはありませんが、帝国ホテル特製…
奥飛騨温泉郷から安房トンネルを通ると、上高地まで車で30分で行けるのです。早朝、また巨大露天風呂に入り、朝食を取って出発、9時には上高地に。大正池→田代池→河童橋→明神池まで歩いてまた戻り、13時に上高地帝国ホテルでランチの予定。10㎞程の道のりで…
奥飛騨温泉郷の中でも最奥にある新穂高温泉は、北アルプスが間近に迫る雄大な景観が自慢なのだそうです。そこにある「山のホテル」の建物は古く、昭和の匂いがするような感じでしたが、その露天風呂が凄かった。 まずホテルの裏口から一旦外に出て、山道を入…
昨日の午後、ジムでダンスレッスンを2本踊り、シャワーを浴び、夕方の電車に乗る。タロウがいる頃はそれができませんでした。一旦家に帰り、夕食をあげ、認知症の頃は粗相の始末をしなければならなかったから。タロウが亡くなって4ヶ月程、日々の生活で変わ…
雅叙園がカナダの投資運用会社に買収されたというニュースには、驚きました。コロナ前まで毎年、百段階段での展覧会に楽しみに行っていたのに。来月から改装の為に当分休館ということで、最後のチャンスと着物グループで行って来ました。 「和のあかり展」は…
ノーベル文学賞受賞作家カズオ・イシグロが自身の出生地・長崎を舞台に執筆した長編小説デビュー作を映画化。1980年代、イギリス。日本人の母とイギリス人の父の間に生まれロンドンで暮らすニキは、大学を中退し作家を目指している。ある日、彼女は執筆のた…
町田康の「告白」の読書会に参加しました。参加者7人+主催者夫妻+リモート3人。 明治26年に起きた事件「河内十人斬り」を基にした小説。大阪の片田舎、小さな村の熊太郎という男が、舎弟の弥五郎と共に村の有力者一家や自分の妻まで計十人を殺害し、その後…
首都圏は昨日の午後、集中豪雨に見舞われました。私は出かけていて、夕方5時頃、渋谷駅で副都心線から田園都市線に乗り換えようと思ったら…駅内の通路がこの状態。 これ、静止しているのです。数分毎に30㎝位、ようやく動くような状態。 しかし、怒号も飛ば…